はじめに
ブログやYoutubeでもAirを絶賛しているのをよく見かけますよね。またPro(2021)モデルのレビューはスペック・容量モリモリで動画編集がメインのYotuberばかりでProは全部盛りにしないいけないの?と思った方は多いのではないでしょうか。
実際、私も購入する前までは軽さ・安さのAirか、Proのスペックモリモリにするべきかとても迷いました。
実際にAppleストアや家電量販店に何度も足を運んでAirとProを比較してみた結果、私はMacbookPro14インチの吊るしモデルを購入しました。
購入した結果、断言します。MacbookPro14インチの吊るしモデルを買えばほとんどの人は幸せになれます。
そう断言する理由をこれから説明します。
説明する前にそれぞれのモデルについてみていきましょう。
Macbook Air(2020)はなぜ人気なのか?
MacbookAirはみなさんご存知だと思いますが簡単にスペックやなぜみんながAirがいい!ほとんどの人はAirで十分!と言うのか、振り返っていきましょう。
Macbook Airは2020年にM1チップというApple独自開発したSoCを搭載したパソコンです。SoC(システムオンチップ)とは一個の半導体チップ上にシステムの動作に必要な機能の多く、あるいは全てを実装したチップのことです。パソコンを動かすためには頭脳に当たるCPUとグラフィックの処理をするGPUなどを1つにまとめたものです。
M1チップになったことで今までよりも省電力でMacのためだけに設計されているため一つ一つが最適化されているため処理やデータの連携に無駄がないため、性能も大幅に向上しました。それだけなく、ファンが必要なくなったためとても静音性にも優れています。
今まではCPUはIntelのもの、GPUはNvidiaのものを使っていました。
サッカーのようなチームスポーツをイメージするとメッシやロナウジーニョ、メッシ、本田圭佑のようなトッププロを集めて1つのチームを作ったとしても個性が強いすぎて上手く連携が取れなかったり無駄な部分が出ていたのが今までのMacでした。
しかし、M1チップになることでそれぞれの能力はピカイチではなくそこそこでもめちゃくちゃパス回しがうまく連携の取れて静かに早く動く忍者のようなチームになったのがM1MacbookAirです。
そんな省電力性・処理性能・静音性に優れているMacbookAirの最小構成が11万円から買えてしまう衝撃のコスパの良さです。
これで軽いんだから人気が出ないわけないです。
じゃあMacbookProはどうなの?と気になりますよね。
つづいて、2021年に出たMacbookProについてみていきましょう。
MacbookPro14インチのすごいところ
MacbookProは2021年10月に発売されました。Airと同じように搭載チップはM1チップと同じSoCですが、さらにパワーアップさせたM1proまたはM1Maxです。
M1から最大3.7倍処理が速くなったりとプロ向けを全面に押し出したモデルになっています。
処理性能だけでなく、画面・音響、コネクタ部分も充実しています。
画面はLiquid Retina XDRが使われています。有機ELになっているため黒の表現がとても綺麗でさらにコントラストがくっきりはっきりとしているためより綺麗な映像を楽しめます。
また、スピーカーは空間オーディオにも対応しているため臨場感があり、音の圧、特に低音がよく響いて迫力のある音を楽しめます。
中身だけでなくハード面も大幅にアップデートされたのが2021年モデルのMacbookProシリーズです。
お値段は最小構成のMacbookPro14インチのM1Pro、容量が512GBモデルは24万円とAirの約2倍とかなりお高いイメージです。
MacbookPro14インチは本当にAirの2倍の価値があるのでしょうか?
その価値はあります!そう断言できる理由をご説明します。
MacbookPro14インチの最小構成が最高な理由
Airから大幅なアップデートがあったといってもその違いを体験できるかというのが重要だと思います。
ネットサーフィンをしたり、文書作成などをするくらいならAirもProも違いはほとんど感じることはなく快適に作業ができます。
普段使いをしていて違いを感じるか、それは動画や音楽を視聴する時、画面のスクロールをする時、長時間の作業をする時です。
1つ目の動画と音楽の視聴の時、いわゆるコンテンツ消費をするときに一番違いを感じました。
一番驚いたときはNetflixで動画を再生した時です。
「だだーん」とNetflixのロゴが出た時の背景の黒の質感と音の迫力がすごくてそれだけで鳥肌が立ちました。こんな経験は今まで使用していたパソコンではなかったのでとても驚きました。
DolbyVisonで「浅草キッド」を観ましたが俳優のシワの質感まで再現されており、その作品の中に入ってしまったかのような没入感を体感できました。
「浅草キッド」の中でも印象的なタップダンスのシーンでは靴が床に擦れる音、衣擦れの音まで再現されていてこの臨場感は空間オーディオのおかげだと思います。
動画や音楽を家で視聴する機会が増えましたがこの体験をMacbookProだけでできてしまうので余計に家から出たくなくなる程の凄さを感じました。
つぎに画面をスクロールした時にAirとの違いを感じました。
ゆっくり記事を読むときや画面の読み込みスピードではAirとProは感じませんでした。しかし、ホームページの下部まで高速にスクロールしたときや画面を別のウインドウに切り替えるときにProの方がヌルヌル動いている操作感があり、とても気持ちよく操作できました。ただ気持ちいだけでなく、長時間作業をすればするほど画面の滑らかさは目への負担とストレスも軽減できると思います。
最後の理由は長時間の作業をするときです。
長時間作業をしたときに感じたことはProのキーボードの打鍵感の良さです。Airの打鍵感はペチペチしているため強く押さないといけないかな感じたのですがProは程よいストロークがあるので押し心地もいいので軽いタッチでタイピングができるように感じました。
実際に購入してからブログやプログムを書いてみたのですが、長時間打っていても疲れないです。
また、動画を観ながら作業をしたいと思った時に外部モニターを2枚繋げることもProにしてよかったと思います。
ブログを書く時の作業環境は垂れ流し動画を観る用のモニターと書き作業をするためのProの画面、記事に使う情報を確認する画面とトリプルモニターで作業をしてみたのですが作業効率はともかく、作業環境としてはとても快適です!Airだと画面出力できるのが1枚だけのためこのように複数画面に表示させることができないです。
この複数の画面出力できるのはMacbookをデスクトップPCのように使うクロムシェル派の人にとってはとても重要なポイントです。
そんな複数画面も出力いらないよという人もいると思いますがそれ以外にもProだけにしかない魅力があります。
それは豊富なポート類です。Airは2つのThunderbolt 3とヘッドホンジャックしかありません。そのため拡張するために別途、USBハブを用意する必要があります。
ProはSDXCカードスロット、HDMI ポート、3.5mmヘッドフォンジャック、MagSafe 、3つのThunderbolt 4ととても豊富なためProだけを持っていけばUSBハブを持っていく必要がないため、持ち物を減らすことができます。
また充電に関してもMagSafeが付いているためThunderboltを塞がずに充電ができます。コードを足に引っ掛けてしまった時もMagSafeであれば本体も一緒にテーブルから落とす心配もありません。
コロナ禍でテレビ会議やテレビ通話をする機会が増えた人は多いと思います。Airのフロントカメラは720pと一昔前の規格なため荒い印象でした。Proは1080pに加え、レンズや画像センサーも変わっているため暗いところでもきれいな映像でテレビ会議や通話をすることができます。
Airは軽さも魅力的だと思います。Airの重さは1.29kgです。とても軽いですよね。
Proの重さは1.6kgです。差は400gです。ペットボトル1本分だとかなり違ってくるように思いますが皆さんはパソコンを外で持ち歩く機会は多いでしょうか?
カフェで作業する人や学生さん、営業の人は持ち運びの機会が多いので確かにAirの方がいいと思います。
しかし、手で持っていく人はあまりいないですよね。バッグの中に入れて持ち運ぶとなるとペットボトル1本分は気にならなかったです。
持ち運ぶ機会が多い人にとってはMacbookAirをおすすめしますが、ほとんどの人は持ち歩く機会は月に数度かと思います。そういった人にとってはペットボトル1本分の重さより拡張性や動作環境の快適さの方が重要度は高いはずです。
でもやっぱりProとAirでは2倍の価格差あるし・・・安い方でいいやと思う人。ProとAirの中身を確認していきましょう。
Proは最小構成の中身を見るとメモリが16GBで容量は512GBです。
Airは最小構成だとメモリは8GB、容量は 256GBです。長く使いたいと思う人にとってはAirの最小構成では心許ない仕様になっています。
長く使い続けるならProの最小構成と同じ条件にすることを強くおすすめします。
メモリを16GBに容量を512GBにすると約16万円となります。
Proとの価格差は8万円まで縮まります。
分割にした時の毎月の差は3000円です。
さらにAirは拡張性がないため別途USBハブを買う必要があり、6000円かかります。もっといいものを買うとなると数万円かかります。
毎月3000円でこの最高の動画視聴環境と作業環境が手に入るとなると安いと感じませんか?
Proを買えばほとんどの人が幸せになれる理由をまとめます。
まとめ
MacbookPro14インチの最小構成を買えば幸せになれる理由
- 最高のコンテンツ消費端末になる
- ヌルサク画面は使っていて疲れない!気持ちいい!
- 作業環境が快適になって長時間の作業もラクラク!
- 複数画面出力ができるからクロムシェル派も満足!
- 持ち歩く時の荷物が減る
最後にAirとProどちらが向いている人をまとめましたのでご自分がどちらに当てはまるか参考にしてみてください。
どんな人がProが向いている?
動画編集やグラッフィックデザインをする人は絶対Pro一択です。そもそも本当のプロの人たちは自分に必要なスペックを選べると思いますのでここでは省きます。
自分もそうでしたが動画編集やプログミングなど何かを始めたいと思う人はProの最小構成かメモリとCPUを盛ったものを選ぶことをおすすめします。
まだ動画編集はDaVinci Resolveの入門講座で簡単な編集しかしていませんが、動画エフェクトをつけるとプレビューがカクツキはありましたがソフト自体のカクツキはほとんどありませんでした。
プログミングはVisualStudioCodeでPythonやDjangoで簡単なWebアプリケーションを作りましたが処理が重いなども一切ありません。
家や決まった場所で作業をすることが多い人や映画や音楽を視聴する人はMacbookPro14インチをおすすめです。
16インチになるとたまに持ち運びたいと思ってもバッグに入らなかったり重かったりと運ぶのに難儀するため持ち運ぶことも考えるとやはり14インチです。
デスクトップPCのように複数の画面を出力したい人はAirだと1画面しかできないためやはりProがおすすめです。
どんな人にAirが向いている?
持ち運びをよくする人は軽さは正義ですのでAirがおすすめです。
サブ機としてのパソコンを探している人にとってもAirがおすすめです。軽くて持ち運びも楽ですし、処理性能は文句なしと最高です。
どうしても10万円前半でスペックが良くてコスパのいいパソコンが欲しい人にはAirがおすすめです。
これはWindowも含めた選択肢の中でもAirはトップクラスにコスパ最強のパソコンです。
最後に
最後にお伝えしたいことは長く使いたいと考えているのであれば「背伸びをしてでもいいものを買う」ということです。
長く使っていくうちに見ているコンテンツや使っているアプリはどんどん進化していき処理の負荷は大きくなっていきます。今はなんとか動いていてもそのうち段々とカクツクというのが今までいろんな製品を使ってきて感じてきました。そういったことを踏まえて今はオーバースペックでも近い将来、丁度いいくらいになってくると思います。また、今の自分では使いこなせなくてもどんどん技術を身につけた時にやりたいことができないという状況になった時に買い替えなければならなくなったら結局は余計に出費増えてしまうといった結果になってしまうかもしれません。
この2つの理由からパソコンなどのガジェットを買うときは少しくらい背伸びしてでもいいものを買っていきましょう!
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